アグリコ ファームの農場主

埼玉県の東松山市で生まれ、13代続く農家です。

13代前はどんな時代かと言うと、元号でいえば元禄時代(西暦1700年前後)で、第3代将軍徳川綱吉が江戸幕府を治めていた時代です。

その頃の農業と言えば、家族単位で人間の力と感と自然頼みに生産を行っていた時代です。時代劇で見る小作の農民の生活は現代でいえば貧困の極みと言った感じです。庄屋さんは大抵恰幅の良いイメージですが。

現代では、GPSを頼りにドローンを飛ばして種まきをし、自動操縦の農業機器により刈取りを行ったりして省力化を図り、気象衛星からのデータを基に天候を予測し生産性をあげたりと、農業にあまり関心のない人にとっては、意外に先端技術が取り入れられているんだなと感心することも多分にあると思います。

丸の内をメインにアジアを股にかけた医療関連のビジネスマンを自称していましたが、医療分野から見た食の重要性を感じ、農家育ちならではの環境で、今まで培った土木、IT、医療の分野とのシナジー効果を高めながら、安心安全な食材を提供できる事業に取り組んでいきたいと思います。